富山こうじの里研究会

本物の食の価値を若い世代へ

時代とともに欧⽶化が進んだ⽇本の⾷卓に、もう一度味噌や糀を通じて⽇本の⾷⽂化の⼤切さを発信していきたい。若い⽅たちに向けて、⼿づくりとは本物であること、価格も安価でできること、さらには、活きた酵素のもつ健康や美容への効果なども伝えたい。本物の味に触れる機会を増やすことで、富⼭の独⾃性と伝統の⾷⽂化のすばらしさをつないでいきたいという思いから、県内各地で体験講習会を開いています。
世界で⽇本⾷が注⽬されている中、私たち⽇本⼈が⼤切にしていかなければならない、本来の⾷とは何か? この地道な取り組みが、富⼭に新たな好機をもたらすきっかけになればと思っています。

糀や味噌づくりを通して
日本伝統の食文化を広く伝える取り組み

わたしたちは多くの⽅に⼿作りの本来の美味しさを伝えるために、保存料などの添加物の⼊らない⽢酒づくりや、味噌づくり、かぶら寿しづくりの講習会を開催しています。1990年頃から始めたこの活動は、現在もなお継続して行っています。⼯場隣の⼿作り体験館「元気⼯房」をはじめ、各地域の公⺠館などに出向いて、発酵食品の素晴らしさをみなさまにお伝えしています。
こうした⻑年の取り組みで、当店は農林⽔産省の「フード・アクション・ニッポンアワード2013」で、⾷⽂化賞を受賞しました。⼤企業の受賞が多い中、地⽅の小さな個人店では唯一の受賞となりました。

味噌作り体験

昭和30年頃までは、味噌は自分の家で手作りするのが当たり前の時代でした。晩秋の大豆の収穫の頃には、大豆を煮て、挽いて、糀をまぶして…一家総出で行われた味噌づくり。昔ながらの先人たちの知恵と、つくる楽しさを知ってもらうための参加型の体験会です。

かぶら寿し作り体験

全国には、旬の魚と野菜を取り合わせた発酵食品は数多くありますが、北陸を代表するものといえば、やはりかぶら寿司。暮れの贈り物、お正月料理の定番として、今なお伝統の味は受け継がれていますが、無添加・手作りにこだわる新村の味をみなさまにお伝えしています。

体験講習会について
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